カーヴドグリーンマン ツイスト ハイバックチェア /1208-085/幅47/奥行47/高さ109cm(座高45cm)

1208-085

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森の王オーク材を大胆に彫刻した、存在感溢れるハイバックチェアのご紹介です。

トップレイルの中央に鎮座するのは樹守グリーンマン。グリーンマンはキリスト教以前のケルト神話等から伝わる、森の妖精や守神の一種であり
「豊潤」「多産」などの象徴とされ、古代よりヨーロッパの人々に愛されてきました。また、グリーンマンの周囲とバックスプラットの透かし彫りあしらわれているのは葡萄の葉と実。葡萄は初期キリスト教の頃より、重要な装飾モチーフであり、沢山の実が集まった葡萄の房は豊穣を表し、どこまでものびる蔓は強い生命力の象徴となっています。

支柱は伝統の意匠、バーリーツイスト。正式名称は「バーリーシュガーツイスト/Barley Sugar Twist」であり、大麦糖のねじり飴を模した意匠といわれています。由来は諸説ありますが、ヨーロッパにおいて家具では17世紀後半からよくみられるようになり、アンティーク家具においてはひとつの定番的なデザインです。

Lady in Yellow by Charles Courtney Curran 1893(部分)Lady in Yellow by Charles Courtney Curran 1893(部分)



座面はヨーロッパ伝統の柄のジャガード織。シックなサンドベージュとブラックの先染め糸で織り上げられており、モール糸が使われていますので凹凸感がありふんわりと仕上がったクオリティの高い生地となっています。

固いオークの木を削り出し、手のかかるバーリーツイストを背もたれのみならず脚まわりにもふんだんに使用し、グリーンマンを棲まわせたハイバックチェアには、手練れの職人の手が気が遠くなるほどかけられたことでしょう。

お屋敷の顔として玄関周りにおいたり、リビングのワンポイントとしたり。もちろんプライベートルームでご使用いただいても、重厚で格式ある存在感で周囲を格調高く演出いたします。

正統派英国アンティークの確かな逸品をご堪能ください。



■英国
■主素材:オーク
■推定製造年代:1900年代
■サイズ:幅47/奥行47/高さ109cm(座面までの高さ45cm)
■こちらのお品物はアンティークです。新品家具にはない小傷や歪み等がございます。アンティーク家具の特性につきましてはこちらをご一読ください。

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