大きなミラーと上質なマホガニーが贅沢な空間を演出する、カーヴドエッジオーバルミラー。
ミラーそのものが高価で貴重な時代、これほどまでに大きなミラーを手にすることはまぎれもない贅沢でした。それを飾るためには当然、広い部屋が必要になります。広々としたお屋敷の一室に悠然と飾られたミラー。そこに映し出された優雅な世界は、日々の時間を悠久の時へと変えてくれることでしょう。
Preparing for the ball by Viktor Schramm (osterreichisch, 1865-1929)
フレームは森のゴールドといわれる高級材マホガニー。18世紀の家具黄金期はマホガニーの時代と呼ばれ、英国の天才家具師チッペンデールをはじめ数々のキャビネットメーカーにより、用途に応じた新しいデザインの家具がつくられました。
そんなマホガニーは詰んだ杢目を美しく輝かせ、揺るぎのない存在感を示しています。エッジには繊細なカーヴィングが連なり、大きさの価値だけでなく装飾美のクオリティも確かに備えています。立体的で均一にループを繰り返すきめ細やかなデザインは大きなミラーを上品にまとめ、その内側に回された小さなビーズ状のカーヴィングがさらなる奥行きをつくり、さりげなく秀麗な印象を与えています。
ミラーは空間を広く見せる重要な役割を果たします。近くにランプをディスプレイすれば、ミラーが映し出す優しい灯に心も癒されることでしょう。向かいにグリーンを飾り、映り込む鮮やかな植物たちの活気を存分に愉しむのもおすすめです。
どこまでも美しく広がる空間を演出してくれる、類稀なアンティークミラーです。
■英国
■主素材:マホガニー
■推定製造年代:1900年代
■サイズ:幅67.5/高さ98cm/厚さ3.5cm
■重量:約1.85kg
■鏡には錆や小傷、曇りが若干がございます。
■ご希望により鏡部分は新しいものに交換が可能です。交換費用はオプションとなりますのでお問い合わせください。
■現状は主画像のように縦長に掛けるようになっていますが、 ご希望によりサービスで横長になるように金具をつけ替えさせていただきます。
■こちらのお品物はアンティークです。新品にはない小傷や歪み、錆やくもり等がございます。アンティークの特性につきましては
こちらをご一読ください。