クラシカルな佇まいで空間を彩る、クイーンアンスタイルコーナーキャビネット。
「森の至宝」ウォールナットの化粧張りを纏い、すっと佇む秀麗なキャビネットは18世紀のクイーンアンスタイルを継承する逸品。このクラシカルなキャビネットは時を重ねた風格と気品に溢れ、優雅な雰囲気でお部屋も心も満たしてくれることでしょう。
Pale Hall Hotel & Restaurant in Bala
18世紀にグレートブリテン王国初代の君主アン女王の時代に確立されたクイーンアン様式。それまでの大仰で大陸的なスタイルから繊細かつ優雅な様式へと変化し、ジョージアンの家具黄金期を築きました。その主材はウォールナット。1660〜1720年はウォールナットの時代と呼ばれ、ガラス扉のキャビネットが考案されたり挽物細工が発展するなど、家具にとって重要な時期でした。
そんなウォールナットの化粧張りが趣深い古艶を輝かせるこのキャビネット。すっきりと区切られたガラス扉からは深紅の内張が覗き、高貴で壮麗な雰囲気が漂います。縁飾りのゴールドも華やかさを演出。下扉はクロスバンディングで端正に整えられ、その中でウォールナットの杢目が深遠な模様を描きます。自然がもたらすその美しさに見飽きることはないでしょう。
このように小ぶりなコーナーキャビネットは収まりが良い貴重なサイズ。リビングやダイニングルームのほか、キッチンや書斎でも便利にお使いいただけます。
The Bagman’s Toast ‘Sweethearts and Wives’ by Walter Dendy Sadler(1854-1923,English)
伝統のスタイルに自然がもたらす貴重な材、そして長い歳月がもたらす何ものにも代えることのできない風格。それらが融合した深い美しさは、アンティーク家具に与えられた特権ではないでしょうか。
歴史を感じさせる秀麗な逸品がお部屋の雰囲気を一変させる、その鮮やかな手腕をご覧ください。
■英国
■主素材:ウォールナット
■推定製造年代:1900年代
■サイズ:幅55/奥行28/高さ153.5cm
■表示サイズはガラス扉を正面とした場合の幅、奥行きです。
■内部棚板は固定です。位置の変更も可能ですが別途費用がかかります。変更の場合は内部の生地張りに跡がつく事になります。生地張り替えの場合は同じ生地がご用意出来ない可能性もございます。詳細はお問い合わせください。
■施錠できる鍵が1本付属しますが、古い鍵箱のため頻繁な施錠はおすすめできません。通常は鍵穴に引掛けて取手代わりにご使用いただくことをおすすめいたします。
■施錠しなくても扉を安定して閉めておくためのキャッチ金具を、ご希望によりサービスでお付けいたします。ご注文時にご指定下さい。
■こちらのお品物はアンティークです。新品家具にはない小傷や歪み等がございます。アンティーク家具の特性につきましては
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