英国の歴史的建造物を紹介した古い本。
その一頁をフレーミングしてご紹介いたします。
本の正式なタイトルは以下の通り。
Old England: a pictorial museum of regal, ecclesiastical, municipal, baronial, and popular antiquities
Charles Knightにより、1845年に発刊された建築博物書であり、全二巻で構成され、多くの木版画の挿絵があり、英国の歴史的建造物が詳細に説明されています。
このページにはふたつのテーマが描かれています。
Erpingham Gateway Norwich /ノリッジのアーピンガム門
Norwich/ノリッジ
まず、Norwich/ノリッジとは、イングランド北東部、ノーフォークの州都のこと。Norwich は古英語で「北の町」(north town)を意味し、水運の便が良く古くから商業の中心として繁栄してきました。代表的な建造物は11-12世紀に建造された Norwich Cathedral/ノリッジ大聖堂 でしょう。
ただ、この1枚では大聖堂ではなく、その傍の「アーピンガム門」が描かれています。
15世紀に作られたアーピンガム門は、ノーリッジ大聖堂の近くにアクセスできるようにするために建てられた2つのゲートの1つ。名前は門を建造したトマス・アーピンガム卿に由来します。
華やかな色合いやタッチがなくても、十二分に鑑賞に耐える構造的な美しさを感じさせてくれる木版画となっています。
古い紙の味わいを深めるゴールドマット、きりりとした黒と金の縁でフレーミングいたしました。
格調高いアートとして、建造物の歴史と共にお愉しみください。
■プリント:英国
■プリント:推定製造年代1845年
■フレーム外寸サイズ:幅34.8/奥行2.6/高さ42.4cm
■フレームは現行品です。ゴールドマット、縁木製(黒+金)、表面クリアアクリル、背面ハニカムパネル、吊紐付(壁付けの吊り金具は付属しません)