リズミカルなターニングのフォルムが美しい、トリポッドプランツスタンド。
艶やかなマホガニーを贅沢に使用したプランツスタンドは、緑が映える空間を演出する秀逸な家具。デザイン性豊かなシルエットは快活な印象を与え、インテリアのアクセントとしても活躍してくれます。瑞々しい植物との融合を叶える、優美なひとしなのご紹介です。
ヴィクトリア時代、ロンドンではスモッグの発生が大きな問題となっていました。外の環境が悪化してしまったために、室内に植物を飾る習慣が広まったといいます。もともとガーデニングが盛んな英国では植物は身近な存在であり、室内で植物を飾ることは歓迎されたのではないでしょうか。それらの植物を飾るため、こだわりの材で装飾性豊かなプランツスタンドがつくられました。
The Bunch of Lilacs by James Tissot(1836-1902)
マホガニーを贅沢に使用し、丁寧なターニングが施された支柱には上品な艶が輝きます。上部のボールから始まり、蕾のシルエットのバラスター、葦を束ねたリーテッドのデザインへと、クラシカルな意匠が軽快に連なるフォルムがつくり込まれています。すっと伸びる細めのトリポッド(三本脚)は抜け感があり、軽やかでエレガントな印象を与えてくれます。
細身のプランツスタンドは、リビングはもちろん、玄関や廊下にもおすすめです。デザイン性の高いアイテムは、インテリア・コーディネートも愉しませてくれるはず。流れるような蔦の植物を飾れば、緑に潤う豊かな空間となることでしょう。
日々の暮らしを彩る、一生もののアンティーク家具を手に入れてください。
■英国
■主素材:マホガニー
■推定製造年代:1930年代
■サイズ:幅44.5/奥行40.5/高さ107.5cm(天板直径:29.5cm)
■こちらのお品物はアンティークです。新品家具にはない小傷や歪み等がございます。アンティーク家具の特性につきましては
こちらをご一読ください。