ジャコビアンスタイルダイニングチェア/9165-018/幅47.5/奥行52.5/高さ97.5cm(座高約47.5)

9165-018

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ークの重厚感と威厳を纏ったチェアが上質の空間をつくり出す、ジャコビアンスタイルダイニングチェア。

このチェアがつくられた1900年頃は過去の装飾様式のリバイバルが流行していた時期でした。オークの重厚な質感やレリーフ、ターニングといった装飾からはジャコビアンの荘厳な雰囲気が漂います。ジャコビアン様式とは英国バロックともいわれ、それ以前に流行したゴシック様式やルネッサンス様式に比べ、自由で快活な装飾が特徴です。威厳ある佇まいを失うことなく、軽快さも併せ持つスタイルは洗練された上質な空間をつくり上げます。

19th Century Dining Room of an Upper Middle Class House19th Century Dining Room of an Upper Middle Class House



トップレイルには美しいローレリーフの浅浮き彫りが施されています。レリーフの語源はイタリア語のrelevare(浮き彫りにする)から。彫刻のような立体感のあるハイレリーフや古代エジプトで多用されたサンクレリーフ(沈み彫り)などがあり、その精緻な装飾は高度な技術を要します。レイルのパネル中央にはひとつの可憐な花が咲き、そこから流れるアカンサスの葉の躍動感溢れる様子が表情豊かに表現されています。その下にはターニングの支柱が整然と並び、技術の高さを見せるとともに、空間を取り入れたことで重くなりすぎない仕上がりになっています。
脚部は浅挽きにくびれを利かせた軽快なターンドレッグ。ターニングが多用され、ボビンレッグやツイストレッグが多くみられるようになったのもジャコビアン期の頃でした。

座の張地はダークオークに馴染むクラシカルなブラウンレザー(人工皮革)。縁は真鍮の連鋲打ちで、重厚感のある上質な雰囲気を漂わせます。大きめのシートやふっくらとした背のクッションが心地よく体を受け止めてくれます。

Compagnie galante by Edward Antoon Portielje(1861-1949)Compagnie galante by Edward Antoon Portielje(1861-1949)



テーブルやデスクに合わせれば、天板から覗く背のレリーフの眺めもお愉しみいただけます。

英国伝統の歴史あるスタイルが格調高いダイニングルームを演出します。


■英国
■主素材:オーク
■推定製造年代:1900年代
■サイズ:幅47.5/奥行52.5/高さ97.5cm(座面までの高さ約47.5cm)
■複数脚在庫がある場合、杢目の見え方が写真と異なるチェアもございますことをご了承ください。
■こちらのお品物はアンティークです。新品家具にはない小傷や歪み等がございます。アンティーク家具の特性につきましてはこちらをご一読ください。

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