ミッドヴィクトリアンプリデュチェア/9151-036/幅49.5/奥行62/高さ106.5cm(座高約43cm)

9151-036

0円(税込0円)

在庫状況 点


格調高く荘厳な雰囲気を漂わせる、ミッドヴィクトリアンプリデュチェア。

祈祷のためにつくられたプリデュチェアは、厳かでありながら親しみを感じる特別なチェアではないでしょうか。迫力のカーヴィングと深紅のベルベットジャガードを纏う逸品をご覧ください。

プリデュ/prie-dieuとはフランス語で祈祷台のこと。prieは「祈る」、dieuは「神」を意味します。祈祷台をチェアの形にしたプリデュチェアは、背もたれのほうを向いて座面に膝をつき、上部にあるクッションに肘を乗せて祈りを捧げます。そのため座面がとても低く、やや傾斜しているものが多くみられます。このチェアはプリデュチェアのエッセンスを残しながら、普通のチェアとして使えるように座りやすくつくられています。

The Missal by John William Waterhouse (1902)The Missal by John William Waterhouse (1902)




背もたれの左右には、大きなスクロールと小さな渦巻のカーヴィングが連なり、古く荘厳な印象を与えます。中ほどにはパルメット(棕櫚)のモチーフもみられます。棕櫚は生命や繁栄の象徴とされ、エジプトなどで古くから装飾に用いられてきた歴史ある意匠です。大ぶりで迫力のあるカーヴィングですが、よく見れば小さな花もあしらわれており、家庭向けのチェアとして丁寧につくられたことが伺えます。

レッグは先細りで、強くねじられたツイストが独特の雰囲気を漂わせます。ツイストの歴史もまた古く、神殿や祭壇の柱にもみられる意匠です。その力強さと終わりなく続く様子は、永遠の祈りを表しているかのようです。座面は深紅のベルベットジャガード。ヨーロッパ伝統の柄を織り出したファブリックは、祈祷のチェアに相応しい威厳を感じさせます。縁にブレードとロープを二重にまわしたことで、より格調高く壮麗な印象に仕上げています。

座面が低く奥行きもあり、頭までもたれかかることのできるチェアは思いのほか心地よく、様々な方に重宝するのではないでしょうか。

敬虔なチェアは心安らぐ静かな時間を与えてくれそうです。


■英国
■主素材:ウォールナット
■推定製造年代:1860年代
■サイズ:幅49.5/奥行62/高さ106.5cm(座面までの高さ約43cm)
■こちらのお品物はアンティークです。新品家具にはない小傷や歪み等がございます。アンティーク家具の特性につきましてはこちらをご一読ください。

グループから探す