繊細なロココ風モチーフが周囲に施された壁掛けミラー。
アカンサスのスクロールとレース文様が組み合わされたパターンは、やや控えめながらも可憐な雰囲気を十分に残しています。
Rococo Revival French textiles c.1850
このようなフレームは、木をベースに、石膏などの素材で型どりをしたものを乗せて装飾する方法で、古くから額縁等で使われている伝統技法です。その上に金箔や銀箔、ブロンズなどで仕上げたものを「gilt/ギルト/ギルド」とよび、様々なバリエーションがみられます。
材質的に経年変化でひび割れることが多く、衝撃によって剥落することも多々ある仕上げではありますが、樹脂などではあり得ない、歳月と人の手を経て傷んだ景色もまたお愉しみいただける、アンティークならではの雰囲気を持っています。
実用はもとより、雰囲気づくりの名脇役として是非お役立ていただきたいアンティークのひとしなです。
■フランス
■主素材:木、鏡、他
■推定製造年代:1890年代
■サイズ:幅30/厚み2.3/高さ35.8cm(鏡部分の見えている大きさ:22.6×28.3cm)
■重量:約1.85kg
■フレームには多少の欠けがございます。基本的に現状でのお渡しとなります。
■鏡には錆や小傷がございます。
■ご希望により鏡部分は新しいものに交換が可能です。交換費用はオプションとなりますのでお問い合わせください。
■背面の吊り金具は当店にて取り付けた現行品です。
■現状は主画像のように縦長に掛けるようになっていますが、 ご希望によりサービスで横長になるように金具をつけ替えさせていただきます。
■こちらのお品物はアンティークです。新品にはない小傷や歪み、錆やくもり、欠け等がございます。アンティークの特性につきましては
こちらをご一読ください。