ミッドヴィクトリアンインレイドミュージックキャビネット/1196-025/幅62/奥行39/高さ102.5cm

1196-025

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グレイズドドアの向こうにウォールナットの古艶が揺れる、ミッドヴィクトリアンインレイドミュージックキャビネット。

上質なウォールナットの杢目に精緻なインレイを施されたミュージックキャビネットは、ヴィクトリアンの優雅なサロンへと招待してくれるよう。流れる音楽のように空間を美しく満たす佳作をご覧ください。

ヴィクトリア時代、ピアノやバイオリンといった楽器は上流階級のたしなみともいえるもので、邸宅には楽器やその演奏を聴くための家具を揃えた部屋が設けられていました。その部屋にあるミュージックキャビネットは、楽譜を収納する浅い抽斗や棚を備え、なによりも贅沢にあつらえた部屋の景観を損なうことのない装飾性に優れたものであることが重要でした。

Le Concert by Louis Edmond(1833-1880)Le Concert by Louis Edmond(1833-1880)


このミュージックキャビネットは、ウォールナットの深い艶を湛えた美しく秀逸なひとしな。上質な古艶は優雅なサロンに相応しい品格溢れる佇まいです。天板の精緻なマーケットリーは紋章のようでもあり、さらなる芸術性を与えています。そして細かな細工が施されたブラスのギャラリーが、深みのある格調高い仕上がりを叶えています。

揺らめくグレイズドドアの向こうにはマーケットリーを施された抽斗が中央に配され、横向きの棚だけでなく、縦の収納も出来る仕切りが備えてあります。持ち主が本当に使いやすく、喜ばれるよう熟慮してつくられたことが伝わる仕上がりです。さらに、このキャビネットを一段とクラシカルで優雅なものにしているのは両サイドの支柱ではないでしょうか。古典建築にもみられるようなピラー(柱)に支えられ、壮麗でクラシカルな姿に完成されています。

大きなガラス扉は明るく軽やかな空間をつくり上げてくれることでしょう。楽譜はもちろん、縦の細かな仕切りは本の収納にも優れた仕様となっています。
アンティークと現代の日々が奏でるハーモニーをお愉しみください。


■英国
■主素材:ウォールナット
■推定製造年代:1870年代
■サイズ:幅62/奥行39/高さ102.5cm(天板までの高さ100cm)
■内部棚板は固定です。位置の変更も可能ですが別途費用がかかります。詳細はお問い合わせください。
■施錠できる鍵が1本付属しますが、古い鍵箱のため頻繁な施錠はおすすめできません。通常は鍵穴に引掛けて取手代わりにご使用いただくことをおすすめいたします。
■施錠しなくても扉を安定して閉めておくためのキャッチ金具を、ご希望によりサービスでお付けいたします。ご注文時にご指定下さい。
■こちらのお品物はアンティークです。新品家具にはない小傷や歪み等がございます。アンティーク家具の特性につきましてはこちらをご一読ください。



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