凝った装飾が美しいレターボックスのご紹介です。
幅約22cm強の真鍮製ボックス。表面にはひとめでアールヌーヴォーとわかる典雅な装飾が施されています。
まず各面中央には風景が表現されています。中央には海辺、左右には森の中のような風景。少し東洋を感じる風景で、当時のヨーロッパで流行した東洋趣味の影響を受けたことを感じさせます。
また、配されたモチーフは可愛らしいヤドリギとふっくらとした松かさ。それらを流麗な曲線が結んでおり、いかにもアールヌーヴォーらしい意匠となっています。
蓋を開けば内部は木で内張がされており、可動式の仕切りがついています。これはレターボックス、もしくはステーショナリーボックスとして作られたもの。手紙類や薄型の文具などを収納し、蓋をしてホコリをよけつつ、デスクトップにおいていたものでしょう。当時は受け取った手紙をこのような箱にいれ、折につけ読み返し、大切に仕舞っていたことを伺わせます。

Lady Writing a Letter by Albert Edelfelt 1887
深さ約14.1cmほどですので、現代の葉書を縦にいれることはできませんが、横位置なら余裕で収納が可能。グリーティングカードなども入るものが多いかと思います。
鈍い金色に光るアールヌーヴォーのボックスは、19世紀末の空気をそのままに伝えてくれるよう。
アンティークのレターボックスに、貴方の特別に大切なものを仕舞ってみてはいかがでしょうか。
■英国
■主素材:真鍮、木、他
■推定製造年代:1900年代
■サイズ(外寸):幅約22.2cm 奥行き約9.1cn 高さ約14.1cm
■サイズ(内寸):幅約20.7cm 深さ約12.6cm 各仕切りの奥行き手前より:約2.1/2.3/2.6cm
■こちらのお品物はアンティークです。新品にはない小傷や歪み等がございます。
■真鍮部分には若干の歪みがございます。
■蓋はスムーズに開閉可能です。蓋を安定して閉めておくための金具などはございません。
■内部木仕切りは外すことも可能です。
■真鍮部分の角が直角のデザインです。鋭利ではございませんが、勢いよくぶつかるなどの行動はお控えください。