玄関・廊下

玄関や廊下の演出を考えるときに大切なのは、人の動きとモノの動きを把握すること。

靴を履くときの小さな腰掛け。
荷物をちょっと置いておくこぶりな台。
来客が思わず目を留めるディスプレイコーナー。

プラスアルファの演出だからこそ、オリジナリティを発揮する絶好の機会。
個性あるアンティーク家具を使いこなすヒント、お教えします。

オリジナリティ溢れるエントランス

もし、ちょっと広めの玄関やポーチを手に入れたら。

演出一つで、毎日の生活が愉しくなるような素敵な場所にすることができます。

壁にはアイアンのシェルフを掛け、たれ落ちるグリーンをディスプレイ。
ヴィクトリアンのパブテーブルには、鉢植えや小物を置いて。
玄関ならばレタートレイを置いてもいいかもしれません。

そして、アンティークのホース・トライシクルを1頭。

凛々しい姿をした英国の馬は、きっとおうちのマスコットとなってくれることでしょう。

外と室内の中間点。
帰ってきた安心感がよりいっそう高まる、貴方のおうちだけのオリジナリティ溢れる空間です。

置くだけで一台5役の優れもの・ホールスタンド

玄関の役割は実は多彩です。外と中との境目ということから、帽子や傘を置きたいし、鍵や印鑑だって手の届くところに欲しい。でも、スペースは限られています。

そんなところにおすすめなのが、ホールスタンド。奥行はわずか24cm。そのスペースさえあれば、傘立て、ミラー、帽子やストール掛け、そして小物をいれる抽斗をコンパクトに雰囲気よく納めることが出来る優れものです。自立式ですので、壁になにか留めることが難しい場所にも最適。

こぶりなサイドチェアを脇に置けば、靴の脱ぎ履きに役立つコーナーが出来上がります。


すっきりとしたフォルムでありながら、がっしりとしたオークの質感とモールディングの凝り方はさすが英国アンティーク。置くだけで、玄関スペースを雰囲気良くグレードアップしてくれます。

空間に奥行と広がりをくれるオクタゴナル

玄関や廊下は、毎日必ず使うスペース。それでいて、なかなか広い空間をとりにくい場所でもあります。そんな場所への一番の対策は、大きめのミラーを掛けること。

身支度などの実用面はもちろん、空間に奥行とめりはりをもたせ、反射で明るい印象にしてくれるという嬉しい効果があります。

ヴィクトリアンのオクタゴナル(八角形)ミラーは、隅を切った形状であるため、大きさの割には威圧感なく、すんなりと狭い空間に溶け込んでくれます。風水的にも運気の良い形状なので、玄関におくには最適という側面もあります。


場所に余裕があれば、こぶりなサイドテーブルをコンソール代わりに、小さめのチェアをホールチェアとして添えても素敵。


狭いから、といって何もしないのはとてももったいないこと。
是非、貴方なりの一工夫で、帰るのが楽しみな玄関に仕上げてください。


突き当たりの壁に季節の演出を

お家のなかでありがちな「廊下の突き当たりの壁」。

ついそのままにしてしまいがちですが、実は少し遠くからの目線が期待できる、絶好のディスプレイ・スペース。

例えば、奥行きがそれほどないコンソールテーブルはこのような場所に最適。

明るめの木目が爽やかなウォールナット材。

壁には、やはり明るい色味のポスターを飾って。細長いフォルムは、天井を高く見せる効果があります。


季節ごとにポスターやフラワーアレンジメントを替えれば、廊下の印象がぐっと華やぎます。

廊下の白い壁に美しい陰影を

何気なく見過ごしがちな廊下の白い壁。そんな場所でも、いえだからこそ少しのアイデアで

劇的に変身できるのです。


脚の形がとびきり美しいマホガニーのケージョナルテーブル。すらりとした佇まいは、それだけで場の雰囲気をたおやかに変えてくれます。


テーブルの上にはオニキスを思わせるグラスシェードを掲げたテーブルランプ。

壁にはシックなモノクロのポスターを。


テーブルの上の壁になにか合うものを掛けると、そこにまとまりが生まれます。



和の障子も不思議に合うのは、ロココに加えてオリエンタリズムの影響をも色濃く受けた英国ヴィクトリアン・アンティークだからでしょうか。


ひとつのコーナーの演出が、家全体を印象的に、奥行き深いものにしてくれます。

広い玄関を居心地の良い空間に

少し広い玄関をお持ちの方へ。

家族のだれもが日々通る場所だからこそ、より居心地の良い空間に仕立ててあげてください。

小さな抽斗をひとつもつ、フランスのシンプルなベンチはそんな玄関に最適。ちょっとしたくつの脱ぎ履きや、お出かけ用の荷物の一時置き、身支度の最終チェック・・・。

使い勝手はご家族の暮らしの巾だけ広がります。

サイドには同じくフランスのハイスツールにグリーンを置いて。


いつまでも誰かと話していたくなるような、マイ・ホーム・エントランスです。


身支度もできる我が家の顔

もし空間が許されるのであれば、ぜひ試していただきたいのが、玄関ホールに椅子をひとつ置くこと。
靴の脱ぎ履きに、そしてちょっと荷物を置いておくのにとても便利。
そして、帰宅した時に真っ先に迎えてくれるチェアだからこそ、クオリティの高いものがお勧めです。

玄関に小さなサロンチェアをひとつ。

お客様への最初のおもてなしになる「我が家の顔」です。

階段はギャラリーに最適

階段や廊下に設けられた小さな出窓。

開け閉めする機会も少ない、採光だけが役割であるならば
思い切ってアンティークのステンドグラスをディスプレイするのはいかがでしょうか。

バードケージやグリーンを合わせれば、透け感と動きのある要素がプラスされて奥行きのある面白さが。
複数あれば、飾るものを揃えることでリズム感がうまれ、ますます素敵な演出となります。

日々の暮らしが楽しなる、まさにそんなスペースの出来上がりです。

コーナーの演出にひと工夫

壁面に置いて場所をとらない半円形のコンソールテーブル。

コーナーにうまく置けば、場所をとらずに効果的に空間の演出ができます。
是非工夫したいのは壁面の上部。
例えばアンティークのフレームを掛けて。
タテ方向にも雰囲気を揃えたものをディスプレイすることで、コーナーがうまくまとまります。


もちろんミラーやアートワークを飾っても素敵です。

ミニマムな空間に映えるアンティーク

英国アンティークのコンソールテーブル。

凝ったカーヴィングと年月を経た古艶が風格を感じさせる逸品を、
あえてミニマムモダンなエントランスホールに。

シンプルなインテリアとお互いに引き立てあって、
他で類を見ない個性的なディスプレイに仕上がりました。

小さな抽斗は意外と実用的で、鍵や印鑑など、ちょっとしたものを入れておくのにとても便利。