優雅な曲線と端正な佇まいが織りなす美の結晶、英国アールヌーヴォ―の傑作サロンスィート。

19世紀後半、ロンドン画壇の重鎮、ジェームズ・マクニール・ホイッスラーによるピーコックルームをはじめとした新しい芸術の波は、またたくまに欧州へと広がってゆきました。

大陸で大きく花開いたアールヌーヴォーは、やがてその源となった思想、アーツ＆クラフツの発祥地である英国にも河の流れが遡るように波及。

英国アールヌーヴォーの特徴は、大陸よりも抑制された装飾と、計算された構造物を思わせる均整のとれた姿にあります。

このサロンスィートは、まさに英国アールヌーヴォーを代表する素晴らしい逸品。

こちらはパンカーダ・ミュージアムコレクションとなっております。深い歴史と伝統という確かな土壌の上に咲き誇る、英国アールヌーヴォーの大輪の花をご鑑賞ください。

ミュージアムへはこちらからどうぞ。

英国アールヌーヴォーについて、スタッフブログにて一考察を述べさせて頂いております。こちらからご覧ください。