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ヴィクトリアン トリポッドプランツスタンド

売約済

品名 ヴィクトリアン トリポッドプランツスタンド
品番 9165-037
材質 マホガニー材
Age 1900年代
Country 英国
43.5cm
奥行き 40cm
高さ 105.5cm
備考 天板外寸直径:29.5㎝

商品説明

豊かな緑の調和をもたらす、ヴィクトリアントリポッドプランツスタンド。

 

航路で世界を行き来するようになった18世紀、英国では各国を回って珍しい動植物を収集するハンターが活躍していました。19世紀の始め頃にウォードの箱と呼ばれるガラス器が発明され、植物の運搬に使われるようになると様々な植物が持ち込まれました。運搬用ではあったものの、大気汚染が問題となっていたヴィクトリア時代のロンドンでは、近代的なデザインも人気となり、そのガラス器に植物を入れて飾ることが大流行しました。このようなスタンドにもそれらを飾り、ガラスの中に広がる異国の植物を愉しんだことでしょう。

 

Wardian Cases in Victorian erea

 

このプランツスタンドは上質のマホガニーに意匠を凝らした逸品。ダークマホガニーの艶を活かした存在感のある佇まいです。

天板は詰んだマホガニーの木目と濃淡が趣深く現れ、縁は伝統のビーズ&リールで愛らしく飾られています。本体はリーフのカーヴィングから始まり、すらりと伸びる溝彫りのフルーティングが端正なシルエットを残します。その下の球根型にもリーフが彫り込まれ、上部とは違った表情をみせています。根元は葦(reed)を意味するリーデットのデザインでボリュームを出し、豪華さを加えています。脚はトリポッドのボール&クロウ。ニーには生命力の象徴であるアカンサスの葉が這う様子がリアルに再現され、力強く珠を掴む爪先は植物の生命力と呼応するように克明に表現されています。

 

A Willing Helper by Mihaly Munkacsy (1844-1900)

 

アイビーやポトスなど蔦の植物を飾れば、存在感あるお部屋のアクセントとなるでしょう。

テラリウムをディスプレイしてガラスの中の世界を眺めるのもおすすめです。

 

アンティークと緑が織りなす彩り豊かな空間をお愉しみください。

 

 

ウォードの箱についてスタッフブログにてご紹介しております。こちらからご覧ください。

 

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