18世紀から続く英知の集約、ブリタニカ百科事典第11版 with ブックシェルフ。

およそ250年の歴史をもつブリタニカ百科事典は人類の知識を詰め込んだ財産ともいえる書籍。歴史的価値をもつ百科事典が揃った姿には圧巻の風格が漂います。古書としての価値も備えたひとしなをご覧ください。

ブリタニカ百科事典は英語で書かれた最古の百科事典です。1768年から1771年にかけてエディンバラで発行され、初版は3巻でした。アインシュタインなどノーベル賞受賞者を含めた多くの編集者によって書かれており、学術的にも高い評価を受けています。特に第9版（1875年～1889年）と第11版（1911年）は文体も含めて画期的なものとされています。

このブリタニカ百科事典はその第11版。第10版は第9版に追補されたものでしたが、第11版は刷新されており、その完成度は高く評価されています。本を開くと「Cambridge : at the University Press 1910」と印刷されています。全巻を揃えた知恵の集積ともいえる壮観な姿からは、格式と威厳に満ちた雰囲気が流れてくるようです。ブックシェルフは斜めに収納できるようにつくられた専用のもの。マホガニーの杢目が美しく映え、歴史あるブリタニカに相応しい格調高い仕上がりとなっています。

現在は書籍の出版はなく、オンラインのみとなったブリタニカ百科事典は本物のアンティークとしてこの上ない逸品であることに間違いないでしょう。インテリアとしても秀英な空間を演出してくれます。時にはページをめくり、偉才の世界に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。