
アーリーヴィクトリアン コールボックス
売約済
品名 | アーリーヴィクトリアン コールボックス |
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品番 | 1196-053 |
材質 | マホガニー材 |
Age | 1850年代 |
Country | 英国 |
幅 | 46cm |
奥行き | 39cm |
高さ | 61cm |
商品説明
ブラスのマーケットリーが印象的な、アーリーヴィクトリアンコールボックス。
ヴィクトリア時代、暖炉のある部屋は家族の憩いの場として大切な空間でした。歴史を受け継ぐコールボックスは現代の生活にどのように活用できるでしょうか。想像力をかき立てる美しいアンティーク家具をお届けします。
ヴィクトリア時代の暖炉は暖房はもちろんのこと明かりとしての役割もあり、とても大切なものでした。暖炉に火をおこすのはメイドの仕事であり、朝一番に石炭を準備するのは重労働だったといいます。暖炉のそばで石炭をストックしておくために使用されていたものがコールボックスでした。暖炉は高級品で、家人は石炭入れにも高いクオリティを求めました。このコールボックスもそんな要求に応えたひとしなだったのでしょう。
天板をはじめ、全体は独特の杢目と瑞々しい艶で覆われています。フロントの克明なアカンサスのカーヴィングが取っ手となっていて、引くと深い収納スペースが現れます。両サイドのトップはアカンサスとスクロールのカーヴィング施され、ギリシア建築にみられる柱のようなデザインになっています。それは古典の格式をもたらし、このコールボックスが単なるサブ・ファニチャーにとどまらない、一級品の佇まいをみせる要因と言えるのではないでしょうか。
正面の装飾は滑らかな曲線で構成された芸術的なブラスのインレイ。王冠と蔦が絡むシンメトリーの意匠は、毅然とした印象とともに調和を感じさせるデザインです。
石炭を入れていたコールボックスですが、現代ではたとえば玄関に置いてスリッパボックスとして活用してみてはいかがでしょう。背面も美しく整えられているので、リビングでソファの横に置き、新聞や雑誌を入れて天板をテーブル代わりすれば、ちょっとした寛ぎのひとときを過ごすこもとできそうです。
アイデア次第でいくつもの愉しみを与えてくれる、ヴィクトリアンの逸品です。
*コールボックスについてスタッフブログにて詳細をご紹介しております。こちらからどうぞ。
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