風雅なシルエットが印象的な空間をつくりあげる、インレイドオクタゴナルオケージョナルテーブル。

18世紀のヨーロッパ貴族を魅了した東洋趣味。そこから生まれた幸運のオクタゴナルは、インテリアのアクセントとなって、いつもとは少し違った特別な空間を演出してくれることでしょう。

オクタゴナル/八角形の形状は、18世紀のフランスから始まった東洋趣味に多くみられる形です。中国の風水において幸せの運気をもつとされる八角形の形状は、家具のデザインにも取り入れられました。英国の家具師トーマス・チッペンデールもオクタゴナルを用いて家具をデザインし、ロココと東洋趣味を融合したひとつのスタイルを確立しました。

このオケージョナルテーブルはそんなオクタゴナルの天板をもつ趣深いひとしな。濃淡のコントラストが美しいローズウッドの杢目は見飽きることがありません。中心には象徴的にあしらわれた精緻なインレイが据えられています。手描きのように滑らかな曲線で描かれるアラベスク調の象嵌には典雅な余韻が漂います。二重のストリンギング/線象嵌がオクタゴナルの形を強調するようにめぐらされ、繊細なラインは上品な印象をもたせます。

すっと伸びる脚の先はカーヴがかけられた軽やかな仕上がり。小さなストレッチャープラットフォームの中にも美しい杢目は健在です。安定感を保ちつつ、全体のバランスを品良く整えています。

小ぶりなテーブルは様々なシーンでお使いいただける優れた家具。優雅なティータイムや読書で寛ぐひとときにも活躍してくれることでしょう。ランプやフォトスタンドなど、お気に入りのアイテムを飾るのもおすすめです。

東洋趣味を嗜む貴族のお部屋をお愉しみください。