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ミッドヴィクトリアン インレイド トリポットテーブル

売約済

品名 ミッドヴィクトリアン インレイド トリポットテーブル
品番 9165-028
Age 1860年代
Country 英国
54cm
奥行き 54cm
高さ 74cm

商品説明

優美な姿ですらりと佇み、最高に美しい天板をもつトリポッドテーブル。

 

このトリポッドテーブルが制作されたと思われる1860年代はヴィクトリア時代の中頃、まさに大英帝国の黄金期。多くの植民地を手に入れ、遥か世界から最高の材をほしいままに手にしていた時代でもあります。

 

例えばこのテーブルの材、ローズウッド。切り口からはバラの香りがするといわれたことから名づけられた南洋材は、重く、固く、濃淡の激しい独特の杢目を持ち、貴重な銘木として、手をかけた芸術的な家具として仕立てられ、富裕層に絶大な人気を誇りました。

 

このテーブルにも、アカンサスのスクロールをいかし、象徴的にデザインされた意匠性の高いインレイ(象嵌細工)が施されており、ローズウッドの野趣溢れる杢目を活かしながらも、貴族的な品格へと昇華させています。

 

Design for Back of a Sedan Chair by Anonymous, French, 18th century

 

天板の直径は約54cmとこぶりで、一人か二人分の飲み物を置くのにちょうど良い大きさ。手軽に持ち運べて、サロンチェアと組み合わせても、寝椅子などの脇においても絵になるこのようなテーブルは、ヴィクトリアンのお屋敷では重宝されたのではないでしょうか。ゆったりと寝椅子で寛ぎながら、ハウスメイドにシルバーのティーセットを運ばせているレディの姿が目に浮かぶようです。

 

A Passing Storm(detail) by James Tissot  1876

 

ミッドヴィクトリアンの大英帝国の繁栄と美意識、そして匠の技が生んだ優美そのものの逸品。傍らに置いて愛でるほどに、高い品格が感じられる英国アンティーク家具を持つ悦びを感じてください。

 

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