飴色のウォールナットと伝統の意匠が融合した、ボール＆クロウコーヒーテーブル。

18世紀から続く伝統の意匠をもつ優雅な姿は、成熟した大人の空間を演出します。ゆったりとソファで寛ぐとき、目の前に広がる艶やかなバーウォールナットは、贅沢で上質な時間を約束してくれることでしょう。

天板は四分割にした化粧張りのクウォータリングという技法によって仕上げられています。天板いっぱいに広がる杢目は見飽きることのない深遠な模様を描き、それを引き立たせるかのように周囲にクロスバンディング（帯状の象嵌）がめぐらされています。エッジは細かな彫刻が施されたガドルーンエッジ。縁を囲う印象的な装飾は天板の美しさとの相乗効果を果たし、アートのような完成された美しさをみせています。

脚先のボール＆クロウの意匠は18世紀にその名を馳せた英国の家具デザイナートーマス・チッペンデールが好んで用いたもので、シノワズリ（東洋趣味）から影響を受けたといわれています。鉤爪で珠を掴む様は富や権力の象徴とされ、長きに渡り受け継がれてゆく意匠となりました。克明に表現されたボール＆クロウは、強く美しく堂々たる佇まいです。レッグのニー（膝）に施されているのはアカンサスのカーヴィング。流れるようにつたうアカンサスは迫力に満ち、花言葉である生命力を見事に体現しています。

ゲストや友人を上質な家具で迎えることは最上級のおもてなしでもあります。大切な家族と過ごすとき、自分のための豊かな時間を味わうとき。いつでも貴方の願いを叶えてくれる美しい逸品です。

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