
ボール&クロウ ネストテーブル
売約済
品名 | ボール&クロウ ネストテーブル |
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品番 | 1196-056 |
材質 | ウォールナット材 |
Age | 1920年代 |
Country | 英国 |
幅 | 53.5cm |
奥行き | 38cm |
高さ | 60cm |
備考 | 表示サイズは一番大きなテーブル(Lサイズ)の最大寸法です。Mサイズ:幅43.5奥行33高さ57.5cm Sサイズ:幅36奥行27.5高さ55cm 3点で1セットのお品物です。 |
商品説明
伝統の意匠に18世紀の格式が漂う、ボール&クロウネストテーブル。
英国家具の巨匠トーマス・チッペンデールゆかりの意匠は、格調高く高尚な印象を与えます。18世紀の伝統を汲む逸品は今もなお人々の心を掴み、貴方をも魅了することでしょう。
ネストテーブルとは入れ子式テーブルのこと。英国の家具デザイナートーマス・シェラトンの著書に四つのテーブルをひとつに収納するカルテットテーブルとして紹介されています。ヴィクトリアンの頃から使われていましたが、エドワーディアンになってから特に人気となった家具です。
天板はウォールナットの化粧張り。美しい杢目はクォータリング(四分割)によって深遠な模様を広げ、瑞々しい艶がなんとも贅沢な眺めを堪能させてくれます。杢目と呼応するかのようなシェイプと細かい彫りのガドルーンエッジが額縁のように天板を際立たせ、その完成度の高さは自然と手仕事が融合した芸術作品のようです。
巧みに表現された脚先のボール&クロウは貫禄の存在感を漂わせます。猛禽類または龍の鉤爪が珠を掴む様子は富や権力を掴むことを連想させたのでしょうか、チッペンデールが多用したこの意匠は、彼の富裕層を中心とした顧客にたいそう好まれたようです。カブリオレ・レッグに施されたアカンサスのカーヴィングとともに、華麗かつ豪奢な佇まいをみせています。
三つあるテーブルは、招いたゲストそれぞれに飲み物などサーヴするのに丁度良い仕様。
小さくとも品格溢れる高雅な姿は、飾りテーブルとしても申し分ない美しさです。
目に映る上質な家具に、心から満たされる至福の時が訪れます。
*ご注文前に必ず「ご注文方法」ページをご一読ください。