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ウィリアム&メアリースタイル ネストテーブル

品名 ウィリアム&メアリースタイル ネストテーブル
品番 9165-059
材質 ウォールナット材
Age 1900年代
Country 英国
49.7cm
奥行き 34.5cm
高さ 63cm
在庫数 1
価格 488,000円+税
備考 表示サイズは一番大きなテーブル(Lサイズ)の最大寸法です。Mサイズ:幅44奥行31高さ61cm Sサイズ:幅38奥行26高さ59cm 3点で1セットのお品物です。

商品説明

軽快で上品な愛らしさが溢れるウィリアム&メアリースタイルネストテーブル。

 

ウィリアム&メアリー様式とは英国バロックスタイルのひとつで、17世紀末からウィリアム3世とその妻メアリー2世が共同統治をしていた時代の様式です。オランダ人だったウィリアム3世がオランダから職人を呼び寄せると、透かし彫りや象嵌など高い技術で装飾された家具が作られました。それはただ贅沢なだけの装飾ではなく、上品で可憐、重厚ながら快活で優美な姿は芸術品と言っても過言ではない完成度でした。このネストテーブルはジャコビアン期最後の様式として装飾を極めたウィリアム&メアリー様式の趣が漂う一品です。
William III and Mary II of England, Scotland and Ireland
天板はクォータリングの技法により無限の美しさを広げるウォールナット。その流れる杢目と緩やかに波打つ曲線のエッジが共鳴するように重なり合い、クロスバンディングによって縁を飾られた天板はまるで一枚の絵画のよう。見る角度によって色艶を変える魅惑のウォールナットはいつまで眺めても飽きたらないほど深遠な美しさを湛えています。
そして特筆すべきは芸術的な完成度を誇るターンドレッグ。一糸乱れぬその姿は圧巻でありながら、バラスターの丸みが愛らしさを感じさせます。一般にバラスター(baluster)とは階段や欄干の笠木を支える柱を指し、多くは装飾的な円柱体です。その形は「柘榴の花」を意味するbalaustraに由来し、開きかけた蕾に似ていることから名づけられたと言います。柘榴は種が多いことから豊穣の象徴とされ、16世紀の英国王妃キャサリン・オブ・アラゴンのエンブレムやスペインのグラナダの国章にも描かれています。バラスターを縦にカットしたものをキャビネットやサイドボードの装飾に使うこともあり、伝統のモチーフは今も豊かに美しく家具を装い続けています。
さらに、サイドにかかるフレットワークで象られた曲線を持つ貫はバラスターのふくらみと共に、弾むような旋律を奏でています。
         A Spring Fantasy by William John Hennessy  (1839-1917,Irish)
ウィリアム3世とメアリー2世の共同統治が終わるとメアリー2世の妹アンが王位を継承します。初期のクィーン・アン様式はウィリアム&メアリー様式を影響を受けながら、より華やかなロココスタイルへと変革していきます。バロックとロココの過渡期で図らずも重要な架け橋となったウィリアム&メアリー様式。栄華な時代の継承者であるネストテーブルから流れる、軽快なメロディに耳を傾けてみてください。

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