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ライオンパウフィートオーバルサロンテーブル

売約済

品名 ライオンパウフィートオーバルサロンテーブル
品番 9151-001
材質 マホガニー材
Age 1870年代
Country 英国
108cm
奥行き 76cm
高さ 72cm

商品説明

見事な杢目の天板と、存在感溢れる脚をもつオーバルシェイプのサロンテーブル。

 

このテーブルが作られたのは、ミッドヴィクトリアンの1870年代。小さめでクオリティの高いテーブルは、上流階級のお屋敷で正式な晩餐用とは別に、朝食用、もしくはティータイム用として利用されました。使用時にはテーブルクロスをかけるため、美しい脚をもつ物がとても好まれました。

 

Tea for two by George Goodwin Kilburne(1839-1924)

 

このテーブルの脚も、思わず見入ってしまうような見事な細工で溢れています。獣のような脚先はライオンパウフィート(Lion Paw feet)といい、18世紀から英国で愛されてきた意匠。当時英国の富裕層が好んだグランドツアー(世界旅行)や植民地でのハンティングなどで、初めて見る百獣の王に驚嘆し、その脚を家具のデザインに応用したものです。異国の猛獣の力と強さを、我が物にしようという意志の表れでしょうか。

Lion Shooting Gheer Kattiawar India Hunting Sport from THE GRAFIC Oct,4,1873

 

ニーの部分のアカンサスのレリーフ、そして上にいくにしたがって徐々に細くなっていく支柱のツイスト、どれもが見事な完成度をみせ、まるで自らの意志でそこに佇んでいるかのような印象を与えています。素晴らしい杢目をもつ天板、そしてエッジの見事な細工は、言葉や画像ではとても表現しきれない美しさです。選び抜かれた材と匠の技が凝らされたテーブルは、お屋敷の装飾にこだわりをもつ上流階級の特注品であったことでしょう。

小さめのダイニングテーブルとして、そしてもちろんティーテーブルとして、ダイニングやサロンに設えれば、格調高い上質な空間を演出してくれます。英国ヴィクトリアンの傑作サロンテーブル、是非その美が纏う芳しい空気をご体感ください。

 

*ご注文前に必ず「ご注文方法」ページをご一読ください。

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