
チッペンデールスタイル サイドボード
売約済
品名 | チッペンデールスタイル サイドボード |
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品番 | 9165-050 |
材質 | マホガニー材 |
Age | 1900年代 |
Country | 英国 |
幅 | 166cm |
奥行き | 64cm |
高さ | 110.5cm |
備考 | 天板までの高さ:96.5㎝ |
商品説明
マホガニーの古艶と堂々とした佇まいが上質な空間をつくり出す、チッペンデールスタイルサイドボード。
サイドボードはもともと食事の際、給仕のためのサイドテーブルとして、また食器やカトラリーの収納のために使用されていた家具でした。そのため天板はフラットで腰くらいの高さ、抽斗や戸棚が付き、キャビネットやカップボードと合わせてダイニングルームに置かれていました。
19世紀頃になると、富裕層の家庭を中心にその人気は高まります。ダイニング専用の部屋を設けたり、広い部屋を用意することができた家庭では、美しい化粧張りなどが施された装飾的なサイドボードを飾り棚としても使うようになりました。華麗で存在感のあるサイドボードは、部屋だけでなくその家の格式を上げるために必要なものとして求められたことでしょう。
このサイドボードに漂う風格は、長い年月を経てきたものだけが持つことのできる特別なもの。チッペンデール様式の存在感ある佇まいにやや明るいダークマホガニーの高級感溢れる色調が、格調高い空間をつくり上げます。
特徴のひとつは古代ギリシャ建築ドーリア式を思わせる支柱。細く溝彫りされ、すっと伸びる姿は古典的でありながらもスマートな印象を与えます。
天板は贅沢にも無垢材を使用しています。広い天板は緩やかなカーヴを描き、流れる木目をより表情豊かにみせています。若干クラックがあるのも無垢ならでは。そんなところにも趣や愛着を感じてしまうのは、そこに長い時間の中で積み重ねてきた確かな歴史があるからではないでしょうか。
扉と抽斗は化粧板の木目を利用した幾何学的な模様にビーズ&リールのカーヴィングを合わせ、ヨーロッパ伝統のスタイルを再現しています。また、脚元の力強くしなるカブリオレ・レッグのニー(膝)にはシェルと釣鐘草が彫り込まれ、愛らしさを添えています。
棚板や内抽斗を備えた両サイドと中央の深く大きな抽斗は収納に優れ、リビングやベッドルームでも便利にお使いいただけます。また、天板に照明を飾ればマホガニーの奥深い艶がより一層輝くことでしょう。
毎日の暮らしの中に上質を求める方へおすすめの逸品です。