深く美しい杢目に英国の歴史が流れる、イプスウィッチソリッドオークサイドボード。

古くから愛され続けてきたオークは、荘厳でありながらも親しみやすく、木のぬくもりを感じさせてくれます。時間を重ねた深い風合いは、日々の暮らしのなかに伝統と癒しを運んできてくれることでしょう。

イプスウィッチ/Ipswichは英国で最も古い都市のひとつといわれる美しいカントリーサイドです。オーク材を使ったゴシックやチューダー調の家具もまた「イプスウィッチ」と呼ばれ、英国の伝統のスタイルとして今なお親しまれています。

精霊が宿る神聖な樹木とされるオークは、シルバーグレインという特有の杢目をもち、堅牢な家具材として昔から使用されてきました。天板は無垢のオークを贅沢に使用し、使い込まれた風合いがなんとも趣深く、長年愛用されてきた歴史が感じられます。

正面にはチューダー様式の意匠を思わせるカーヴィングが施されています。チューダー朝は15世紀の終わりに開かれ、17世紀の始めまで続いた英国の王朝です。両扉に施されたアーチ状のカーヴィングや中央のリーフのデザインなど、随所に伝統的な意匠が取り入れられ、堂々とした風格溢れる佇まいです。

仕切りのない内部は収納力にも優れ、挽き物細工の脚とストレッチャーが安定感を出しています。奥行きの浅いコンパクトなサイズは現代の生活空間でも重宝するのではないでしょうか。

英国の歴史とオークの魅力が凝縮されたイプスウィッチ家具。ひとつあることで、暮らしに豊かさを実感させてくれる逸品です。

*イプスウィッチについてスタッフブログにてご紹介しております。こちらからご覧ください。

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