バーウォールナットの化粧張りが華やかな印象のハーレキンズビューロー。
ジョージアン期は家具の黄金期ともいわれ、チッペンデール等傑出したデザイナーを輩出し、素晴らしいデザインが数多く世に出た時代。
そのジョージアン期に流行したデザインを周到したビューローのフォルムは、伝統と格式のすべてが詰まったノーブルな佇まいです。
構造材は最高級ウォールナット無垢材が使用され、詰んだ木目と濃淡ある高貴な色味、しっとりとした古艶は木材と思えぬ木質感。
シンメトリーに張り込まれたバーウォールナットの化粧張りは、熟練した匠による丁寧な仕上げと思われ、自然の創り上げた芸術的模様が織り成す華やかな表情がワンランク上のビューローを一層引き立たせています。
ハーレキンズ（Harlequins）とは、イタリア語でピエロの意、ピジョンホール（天板上の小引出しや棚）が仕掛けによって可動式になっている構造のものを指します。
ハンドルはジョージアン期に流行した真鍮のループハンドル、ホタテ貝のモチーフの浅浮彫が施された気高くも可憐な印象のカブリオールレッグ（猫脚）、ハーレキンズの凝った構造、どこを見ても抜かりありません。
英国アンティーク家具のトラディショナルな重厚感、気高い趣を併せ持つ、秀逸なビューロー。

プライベートスペースに設える贅沢を実感していただける逸品です。

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