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ロールトップ タイプライター・デスク

品名 ロールトップ タイプライター・デスク
品番 9151-022a
材質 オーク材
Age 1910年代
Country 英国
128cm
奥行き 82cm
高さ 79.5cm
在庫数 1
価格 税込761,200円
本体692,000円
備考 一段低い木の天板高さ:68cm

商品説明

ゆったりとしたサイズと、コントラストの効いた素材感、そして興味深いからくりを潜めた、ロールトップタイプライターデスク。

 

タイプライターデスクとは、文字通りタイプライター用のデスクのこと。タイプライターの普及とともに、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、アメリカ、そして英国を中心としたヨーロッパで様々なタイプのものが作られました。

Typewriter rolltop desks advertisement 1888

こちらは、そのなかでも機構に凝った、ロールトップタイプ。一段低くなった木の天板にタイプライターを留め、くるりと回せばあっというまにレザーのフラット天板となってタイプライターはどこかにいってしまう・・・という、魔法のようなデスクです。素材は、イエローがかった色合いのオーク材。たっぷりした収納ができる袖机、そして袖机の上には引き出し天板が隠れていて、執務中は多くのものを置くことができます。一段低くなっている木の天板には、タイプライター本体を天板に留めるための、小さな穴が数か所あいているのが見られます。

 

タイプライターは、文章の清書という意味で女性の秘書が打っていたオフィス用品としてのイメージが強いようですが、多くの作家がそれに向き合い、打ちだされた文章を客観的にみながら、格闘した機械でもあります。「月と6ペンス」のサマセット・モーム(1874-1965)は文章につまったとき、ひたすら自分の名前をタイプライターに打ち出し、アーネスト・ヘミングウェイ(1899-1961)は「書くことに特別なことは何もない。することと言えばタイプライターの前に座って血を流すだけだ」という言葉を残しています。

papa/Ernest Miller Hemingway

実際に、ここにタイプライターを置く方はもういらっしゃらないかもしれませんが、例えば小さめのノートPCなどでしたら液晶画面を開いても、一段低くなっているので、反対側からの見た目がきれい、という納まりの良さがございます。それ以上、どう使うかは、次のオーナー様次第。

なによりも、人と機械のインターフェイスの歴史的証人・・・ともいうべき家具と、ともに過ごす時間が創作意欲を掻き立てられるのではないでしょうか。

 

スタッフブログにて、タイプライターの歴史や、このデスクの詳細をご紹介しております。こちらからご覧ください。

 

 

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