
バルーンバックサロンチェア
売約済
品名 | バルーンバックサロンチェア |
---|---|
品番 | 8118-189 |
材質 | マホガニー材 |
Age | 1870年代 |
Country | 英国 |
幅 | 41.5cm |
奥行き | 44cm |
高さ | 86cm |
備考 | 座面までの高さ:45.5㎝ |
商品説明
最高級無垢マホガニー材の高貴な艶やかさと洗練されたフォルムが秀逸なバルーンバックサロンチェア。
良いマホガニー材だけが持つ、きめ細かな木肌は木材とは思えぬ艶やかさ。
暗めの赤褐色は、高貴で凛とした印象を添え、長い年月を経ることによってしか纏うことのできない古艶は、ブロンズのごとき輝きを放っています。
飴色に輝く円熟した艶感は、大切にされてきた証、小さな貴婦人たちがこのチェアでアフタヌーンティーを愉しんでいたのかもしれません。
1830~1870年に流行したデザインで、王侯貴族に愛された高級キャビネットメーカーW.Smee&Sons1850年のカタログに酷似したデザインのものがあり、当時流行したフォルムだったことがわかります。
カブリオールレッグとは違いますが、小鹿のような印象のターニング(挽物細工)レッグは可愛らしくも、どこか力強い躍動感を感じさせます。
ファブリックは、多種の糸を使った最高級ジャガード。
伝統的で大柄なパターンの生地は、優雅かつ可憐な印象で、中央の花はもちろん、グランドの表情が非常に豊かです。
バックのプレーンな部分に花のシルエットが織りで表現され、見る方向によって光沢感により影が浮き出るように織られた凝った生地となっています。
プレーンなバックデザイン、脚先が細くなったターニングレッグ、華やかなファブリックそれらが混然一体となって昇華し、端麗な気品を醸し出しています。
通常のバルーンバックチェアよりも一回り小さな稀少なサイズであり、美しく仕上げられた小さな芸術品としてお部屋で存在感を発揮してくれそうです。