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ルイ15世様式フォトゥイユ

売約済

品名 ルイ15世様式フォトゥイユ
品番 1178-095
材質 ウォールナット材
Age 1910年代
Country フランス
65cm
奥行き 69cm
高さ 89cm
備考 座面までの高さ:46cm

商品説明

フランス王室の優雅なサロンを演出する、ルイ15世様式フォトゥイユ。

 

サロンに集まる貴族たちは美しくあつらえたチェアに身をあずけ、ゆったりと寛ぎの時を過ごしました。18世紀のフランスから始まり、ヨーロッパで広く愛されたアームチェアが貴方を華麗な世界へお連れします。

 

Salon de Compagnie Petit Trianon

 

フランス文化の象徴サロンは、17世紀にランブイエ侯爵夫人によって開かれました。ローマの名門貴族サヴェリ家のカトリーヌ・ド・ヴィヴォンヌ(のちのランブイエ侯爵夫人)は、ルネッサンス円熟期のイタリアからフランスへ渡りました。サロンでは芸術や文学の造詣、会話や立ち振る舞いも重視され、内乱や戦争がやっと静まったフランスで貴族たちの新たな場となりました。華やかな文化の蕾はポンパドゥール夫人によって開花し、全盛を迎えたロココ様式が優雅に空間を彩りました。

 

フランスではこのような肘掛椅子はフォトゥイユ/fauteuilと呼ばれます。座り心地を重視した低めの座面と美しいフォルムが特徴です。

このチェアの見どころは随所に散りばめられた花々のカーヴィング。背のトップから始まり、アームやレッグのニーにもこぼれるように咲く花の様子が繊細に表現されています。ひねるようにデザインされたアームの支えとカブリオレ・レッグがシンクロするようにカーヴし、ロココらしい流麗なシルエットをみせています。

 

張地は滑らかな肌触りと光沢をもつ高級ファブリック。柔らかなピンク色のなかにふわりと咲く花、それをリーフとリボンが囲う様子は象徴的なオーナメントのよう。優美を極めたロココ様式のチェアに相応しいファブリックです。

 

    Au coin de feu,1878 by Auguste Toulmouche (French,1829-1890)

 

可憐な貴婦人のように愛らしく華やかなチェアはサロンの主役。

そんな主役の座に相応しい貴方のもとへ、最愛のひとしなをお届けいたします。

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