ミッドヴィクトリアンのスタイリッシュで、気品あふれるバルーンバックサロンチェア。

森の至宝と呼ばれるウォールナットの総無垢材からできたチェアは、しっとりとした古艶を纏い、素晴らしい風合い感です。
この色味からもウォールナットの最高材として知られるサーカシアンウォールナットを含むヨーロッパ産ウォールナットであると思われます。

稀少なウォルナット材は素晴らしい光沢感で、英国伝統デザインのバルーンバックを彩っています。
バルーンバックの背もたれのトップレイル（笠木）にはアカンサスのモチーフ、スプラット中央とトップレイル両サイドに太陽を象ったロゼッタのローレリーフがカーヴィングされています。

家具の黄金期、ヴィクトリアンに製作されているだけに丁寧な仕事ぶり。
ファブリックは、ヨーロッパのクラシカルなモチーフを表現した先染めのジャガード。
一見すると単色に見えますが、グランドに何種類もの糸をミックスして、上品な色味を演出している非常に凝った生地です。
光沢はないのですが、絣染めのような表情があり、糸自体の色の差で椅子の丸みによりニュアンスのある陰影が現れる最高級のジャガードとなっています。

レッグデザインは、ネオクラシカルな伝統デザイン、フルーティング（溝彫り）されたテーパードレッグ（先端にかけて先細りする脚）。
クラシカルでノーブルな佇まいは、上質な雰囲気をサロンやダイニングに運んでくれそうです。

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