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ヘップルホワイトスタイル サロンチェア
売約済
品名 | ヘップルホワイトスタイル サロンチェア |
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品番 | 9165-201 |
材質 | マホガニー材 |
Age | 1890年代 |
Country | 英国 |
幅 | 45.5cm |
奥行き | 48.5cm |
高さ | 96cm |
備考 | 座面までの高さ:49cm 価格は1脚あたりの金額です。 |
商品説明
英国ネオクラシカルの華麗なシルエットが美しい、ヘップルホワイトスタイルサロンチェア。
ジョージ・ヘップルホワイトは英国の新古典様式を代表する家具デザイナーです。チッペンデール、シェラトンと並ぶ英国の家具デザイナー3人のうちのひとりで、古典様式で有名な建築家アダム兄弟に影響を受けたクラシカルなデザインが特徴です。それらは直線と曲線をバランス良く織り交ぜ、リボンや小麦、花綱のレリーフなどで装飾した快活で上品なものでした。特にチェアはシールド(盾型)やオーバル、ハート型の背もたれに先が細くなるテーパードのストレートレッグというスタイルが代表的で、それらは彼のデザインをまとめた図版「The Cabinet maker and Upholsterers' Guide」によって長きに渡り受け継がれることになります。
このハートバックの背もたれは、ネオクラシズムを受け継ぐ伝統のデザイン。レイトヴィクトリアンのリバイバルらしく、脚は優美なカブリオレ・レッグで仕上げられています。
背は優雅で愛らしい丸み持つハート型に、精巧なピアスドカーヴィングが施され、華奢で上品な印象を与えます。木とは思えないほどしなやかな曲線は、良質のマホガニーだからこそ実現できるフォルム。スプラットは風に揺られる花のような上部と中心に据えられた十字架にも見える花弁、そして可憐な釣鐘草と、ヘップルホワイトの魅力が集約されています。そして脚はマホガニーのしっとりとした木肌と上品な艶を披露する流麗なカブリオレ・レッグで、クラシカルかつ優美な雰囲気を漂わせています。
座面は爽やかなライトグリーンに柔らかいピンクのベルベットジャガード。ダークマホガニーと合わせることで重くなりすぎず、サロンチェアとして明るくお部屋を彩ります。
家具の黄金期といわれるジョージアンの時代に生まれたヘップルホワイト様式。
伝統のチェアがネオクラシズムの洗練された空間をお届けします。
ヘップルホワイトについて、スタッフブログにて詳細をご説明しております。こちらからご覧ください。