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ヴィクトリアン ピアスドカーヴド サロンチェア
売約済
品名 | ヴィクトリアン ピアスドカーヴド サロンチェア |
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品番 | 9151-008 |
材質 | ウォールナット材 |
Age | 1890年代 |
Country | 英国 |
幅 | 47cm |
奥行き | 55cm |
高さ | 91cm |
備考 | 座面までの高さ:45.5cm |
商品説明
芸術的な透かし彫りをもつ、ヴィクトリア時代の優雅なサロンチェア。
妙なる材、ウォールナットを、至高の技で優美そのものの彫刻を施し、つくりあげた珠玉のチェアは、多くの見どころをもっています。
まず目を奪われるのは、見事なピアスドカーヴド(透かし彫り)の背もたれ。中央にはシンボリックなメダリオン、それを中心としたフレームには、生命力の象徴アカンサスのスクロールがしなやかに絡みつき、優雅な表情をみせています。やわらかなサーペンタインの曲線をフロントにもつ座面を経て、流麗なカブリオレ・レッグが全体を支えています。レッグのニーにもカーヴィングが施され、脚先には小さなフルール・ド・リス(アイリスの花を様式化したもの)がみられます。
ファブリックはアイリスをモチーフとしたベルベットジャガード。古代エジプトより王の印であったアイリス。フランス王家の象徴でもあったアイリスは「信頼・知恵・騎士道精神」を表しているといわれています。そんなアイリスをアカンサスの豊かな葉と共に見事に織り出した最高級のファブリックはグレーとも、サンドベージュともいえるような微妙な色味をもち、光と見る角度によって微妙に変化し、見飽きる事の無い陰影をつくりだしています。
そこに在るだけで美しいチェアは、サロンやドローイングルーム、そして家族が集まる寛ぎの場所でもインテリアのエッセンスとして重宝されてきました。
繊細なアートのような背もたれは、視線を遮ることなく空間を彩り、100年を超えたウォールナットの古艶は、そこに触れる者を無言の癒しで満たしてくれる。
英国アンティークチェアの逸品は、英国ヴィクトリアンのサロンの雰囲気そのままに優雅な空間を演出します。
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