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ヴィクトリアン カーヴド ホールスタンド

売約済

品名 ヴィクトリアン カーヴド ホールスタンド
品番 1196-012
材質 オーク材
Age 1890年代
Country 英国
116.5cm
奥行き 37cm
高さ 110.5cm
在庫数 1
備考 天板までの高さ:84cm

商品説明

神聖なグリーンマンに護られた、ヴィクトリアンカーヴドホールスタンド。

 

森の精霊グリーンマンのカーヴィングをもつホールスタンドは、風格を漂わせ、雄々しく佇みます。見事な装飾と実用性をあわせもつひとしなは、格別の存在感で趣深い荘厳な空間をつくり上げることでしょう。

 

19世紀のヴィクトリア時代に登場したホールスタンドは、当時の紳士、時に淑女も必需品だったステッキや、外套、傘などを収納する家具として玄関ホールなどに置かれていました。

19世紀のヴィクトリア時代に登場したホールスタンドは、当時の紳士、時に淑女も必需品だったステッキや、外套、傘等を収納する家具として玄関ホールなどに置かれていました。

 

このホールスタンドは、上流階級の邸宅の広いエントランスホールに置かれていたかのような、実に立派なつくりです。材は「森の王」オークが使用されています。オーク特有のシルバーグレンが深遠な森の息吹を感じさせ、落ち着いた壮麗な雰囲気を醸します。抽斗に施されているのはグリーンマンのカーヴィング。グリーンマンは植物が持つ生命力の象徴であり、古くから森の守護神とされてきました。グリーンマンは精霊が宿る樹ともいわれるオークに相応しい意匠のひとつといえるでしょう。

 

Engraving of foliate head, Hans Sebald Beham, 1543

 

扉にはアカンサスと一体になった双獣とシールド(盾)の浅浮彫りが施されています。鳥や動物を左右対称に配置する構図は古代からの歴史をもつ伝統的なデザインです。龍のような頭から体はアカンサスの葉へと変化し、ふたつを繋ぐように盾が絡む神秘的なレリーフ。このデザインには一体どのような物語が潜んでいるのでしょうか。

 

全体の装飾はグリーンマンやアカンサスといった植物の印象ですが、天板エッジに施されたエッグアンドダーツや扉のシールドなどクラシカルな意匠も取り入れられており、古典の装飾美を潜ませた格調高い仕上がりとなっています。

 

扉の中の棚板は外すことができるのでブーツなど背の高いものも収納可能です。傘やステッキをまっすぐ立てておけるよう十字で仕切られており、シックな黒の受け皿は取り外しもできるのでお手入れにも便利です。

 

          Entrance hall of the Linley Sambourne House, London. © Cathedral Communications Limited 2019

 

聖なるグリーンマンを宿した貫禄のホールスタンドは、訪れる人々を静謐な癒しの空気で出迎えてくれることでしょう。

 

 

*ご注文前に必ず「ご注文方法」ページをご一読ください。

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