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リージェンシースタイル カンタベリー

品名 リージェンシースタイル カンタベリー
品番 1178-033
材質 マホガニー材
Age 1970年代
Country 英国
52.2cm
奥行き 37.5cm
高さ 48.5cm
在庫数 1
価格 税込140,800円
本体128,000円

商品説明

小さくも端正なフォルムが空間のアクセントになる、リージェンシースタイルカンタベリー。

 

カンタベリーとは、仕切りと浅い抽斗がついたオープンな収納家具で、楽譜を入れるために使用されていました。1780年頃からみられ、家具デザイナーのトーマス・シェラトンも1803年発刊のCabinet Directoryでカンタベリーについて言及しています。もともとお皿やカトラリーを入れるものでしたが、教会で必要な楽譜を収納するために、カンタベリー大聖堂の司教が注文したことでその名がついたといいます。

 

        'A Collection of Designs for Household Furniture and Interior Decoration' by George Smith, in 1808

 

ヴィクトリア時代、上流階級の家庭では楽器を嗜むことは当たり前といってよいほどで、ピアノのある部屋が客間とみなされていました。その傍らに置くミュージックキャビネットやカンタベリーは、収納家具としてだけでなく、ゲストに見せる家具としてのクオリティも求められました。19世紀はマホガニー、その後はローズウッドやウォールナットでつくられた装飾性豊かな家具たちは、家の格式を保つ役割を果たしていました。

 

       A Song Without Words by George Hamilton Barrable (1873-1890)

 

1945年創業の英国家具メーカーBevan Funnellによるこのお品物は、シンプルなラインの中に凝ったつくりを織り交ぜた秀逸なひとしな。確かな品質と伝統のスタイルを現代に受け継いでいます。トップのフレームレイルは緩やかなウェーブを描き上品な雰囲気を漂わせ、それとは対照的に直線の仕切りが凛とした印象を与えます。持ち手は柔らかなハート型で、愛らしく手にも馴染みやすいデザイン。カンタベリーに持ち手が付いたものは珍しく、移動させやすい便利なつくりになっています。丁寧な挽物細工の支柱には凝った意匠の擬宝珠が据えられ、リズミカルなターニングは音楽の弾むような旋律を表現しているかのようです。

 

縦に仕切られた構造は雑誌を立てて収納するのに丁度良いサイズ。抽斗も、ペンや眼鏡を入れるなど便利にお使いいただけます。

 

ソファの傍らに置いてお気に入りの雑誌を入れれば、貴方のプライベートルームを心地よく整えてくれることでしょう。

 

※英国家具メーカーBevan Funnellについて、スタッフブログにて詳細をご紹介しております。こちらからご覧ください。

 

*ご注文前に必ず「ご注文方法」ページをご一読ください。

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