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ヴィクトリアン カンタベリーワットノット

品名 ヴィクトリアン カンタベリーワットノット
品番 9165-056
材質 ウォールナット材
Age 1890年代
Country 英国
58cm
奥行き 37.3cm
高さ 103.2cm
在庫数 1
価格 税込393,800円
本体358,000円
備考 天板までの高さ:98.5cm

商品説明

端正な佇まいと飴色のバーウォールナットが、妙なる調べを奏でるカンタベリーワットノット。

端正な佇まいと飴色のバーウォールナットが、妙なる調べを奏でるカンタベリーワットノット。
カンタベリー/Cantabulyとは、英国国教会の総本山、カンタベリー大聖堂の司教が最初に注文したことに由来する、という楽譜いれのこと。
1803年発刊Thomas Sheraton's Cabinet Directoryにその記述があることから、実際にはもう少し前から使われていたと思われます。
画像1
またワットノット/Whatnotとは18世紀フランスでつくられていた
「etagere/エタジェル」が基といわれる飾り棚のこと。
エタジェルはやがて英国にも伝わり、19世紀前半には大変な人気となりました。
このふたつを組み合わせたものが、カンタベリーワットノット。
ヴィクトリア時代、それなりのお屋敷には必ずピアノがあり、良家の子女であれば音楽の嗜みは必要不可欠なものとされました。
画像2
ピアノの周りには楽譜などを納めるクオリティの高いミュージックキャビネットがあり、手元に楽譜を置くためのカンタベリーなども用意されることが多くありました。
カンタベリーとワットノットが合わさったカンタベリーワットノットは、楽譜をちょっと置いたり、広げたりするのにお誂え向きの小さな家具として、
上流階級のお屋敷ではたいそう重宝されたのではないでしょうか。
ほとんどのカンタベリーワットノットはマホガニーやウォールナット、もしくはローズウッドで作られており、まさに贅沢で嗜好性の高いアイテムであるといえます。
ヴィクトリア時代、後期に制作されたと思われるこのカンタベリーワットノットは、
全体としては比較的シンプルな直線で構成されており、機能的な印象を受けますが、
細部をみれば支柱はリングターンでリズミカルに節がつけられ、天板上には擬宝珠がポイントで掲げられている凝ったお品物。
挽物のツマミや脚部などにはジョージアンの影響がみられ、英国家具装飾のなかでも、端正な要素をうまく取り入れた凛々しいフォルムとなっています。
基本はマホガニー材で構成され、化粧としてバーウォールナッが貼られている高級仕様。天板のクォータリングも見事な、芸術性の高い仕上げです。
デスクサイドに、マガジンラックとして。
リビングやダイニングルームのサブテーブルとして。
もちろん本来の使用方法である楽譜置きとして。
どんな使い方をしても、その品格あふれる佇まいは崩れることなく、インテリアに凛とした空気を運んでくれます。端正な佇まいと飴色のバーウォールナットが、妙なる調べを奏でるカンタベリーワットノット。

 

カンタベリー/Cantabulyとは、英国国教会の総本山、カンタベリー大聖堂の司教が最初に注文したことに由来する、という楽譜いれのこと。1803年発刊Thomas Sheraton's Cabinet Directoryにその記述があることから、実際にはもう少し前から使われていたと思われます。

Canterbury Cathedral from the north west circa 1890-1900 (retouched from a black & white photograph)

またワットノット/Whatnotとは18世紀フランスでつくられていた「etagere/エタジェル」が基といわれる飾り棚のこと。エタジェルはやがて英国にも伝わり、19世紀前半には大変な人気となりました。

 

このふたつを組み合わせたものが、カンタベリーワットノット。ヴィクトリア時代、それなりのお屋敷には必ずピアノがあり、良家の子女であれば音楽の嗜みは必要不可欠なものとされました。

A young woman at a piano by George Goodwin Kilburne 1880

ピアノの周りには楽譜などを納めるクオリティの高いミュージックキャビネットがあり、手元に楽譜を置くためのカンタベリーなども用意されることが多くありました。カンタベリーとワットノットが合わさったカンタベリーワットノットは、楽譜をちょっと置いたり、広げたりするのにお誂え向きの小さな家具として、上流階級のお屋敷ではたいそう重宝されたのではないでしょうか。ほとんどのカンタベリーワットノットはマホガニーやウォールナット、もしくはローズウッドで作られており、まさに贅沢で嗜好性の高いアイテムであるといえます。

 

ヴィクトリア時代、後期に制作されたと思われるこのカンタベリーワットノットは、全体としては比較的シンプルな直線で構成されており、機能的な印象を受けますが、細部をみれば支柱はリングターンでリズミカルに節がつけられ、天板上には擬宝珠がポイントで掲げられている凝ったお品物。挽物のツマミや脚部などにはジョージアンの影響がみられ、英国家具装飾のなかでも、端正な要素をうまく取り入れた凛々しいフォルムとなっています。基本はマホガニー材で構成され、化粧としてバーウォールナットが貼られている高級仕様。天板のクォータリングも見事な、芸術性の高い仕上げです。

 

例えばデスクサイドに、マガジンラックとして。リビングやダイニングルームのサブテーブルとして。もちろん本来の使用方法である楽譜置きとして。

 

どんな使い方をしても、その品格あふれる佇まいは崩れることなく、インテリアに凛とした空気を運んでくれます。

 

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