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ウィリアム&メアリースタイル ディスプレイキャビネット

売約済

品名 ウィリアム&メアリースタイル ディスプレイキャビネット
品番 1178-070
材質 ウォールナット材
Age 1880年代
Country 英国
69.5cm
奥行き 40cm
高さ 174cm

商品説明

格式と伝統のスタイルを今に受け継ぐ、ウィリアム&メアリースタイルディスプレイキャビネット。

 

風格を湛えた伝統の様式は上質な空間をつくりあげ、森の息吹を感じさせるバーウォールナットは深遠な杢目を描き、静謐な時間を与えてくれます。悠久の時を重ねた家具はなんとも趣深く、見る者の心をとらえます。ミッドヴィクトリアンから届いたクラシカルなキャビネットをご紹介いたします。

 

Preparing For conquest by Charles Haigh Wood(British, 1856-1927)

 

ウィリアム&メアリー様式とは、ウィリアム3世と妻メアリー2世の共同統治時代(1689-1702)の様式のこと。オランダ人であったウィリアム3世がオランダから優れた家具職人を集めると、優れた象嵌や透かし彫りでそれまで以上に装飾性豊かな家具がつくられるようになりました。流麗な曲線や躍動感溢れるカーヴィングは、重厚でありながら快活なスタイルを確立し、それはこの後に始まる英国家具史の黄金期の始まりとなりました。

 

Queen Mary II; King William III by Wallerant Vaillant, after Unknown artist,National portrait gallery

 

そんなウィリアム&メアリー様式の特徴を揃えたキャビネットは、オランダ家具にも見られるドーム型のペディメントで、古典的でありながら曲線を活かした快活な印象を与えています。張地はウォールナットに馴染む優しいアイボリーカラー。上質のファブリックにアカンサスが浮かびます。鐘型のベルフット、またはカップ&ベースと呼ばれるターンドレッグとフラットなストレッチャーは代表的なデザインのひとつ。格式と優雅さが織り交ざった、この様式ならではの佇まいです。

 

上部のキャビネットにはお気に入りの食器や自慢のコレクションアイテムを飾ってみてはいかがでしょう。サイドのガラス越しからも中を覗かせ、光を通す明るいコーディネートをお愉しみいただけます。

 

英国の歴史を体現する家具は、マナーハウスのように壮麗なお部屋を演出します。

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