クラシカルなスタイルで聡明な空間を演出する、クイーンアンスタイルガドルーンエッジブックケース。

飴色の艶を纏った秀逸なブックケースは、格調高い英国の書斎や落ち着いたリビングを演出してくれます。上質な家具とは、心からリラックスできる時間をもたらしてくれるもの。ご紹介するブックケースはクイーンアン様式でまとめられた端正なひとしなです。その秀麗な佇まいで理想の空間をつくりあげてくれることでしょう。

クイーンアン様式とは、初代グレートブリテン王国君主そしてアイルランド女王でもあったアン女王の時代に確立された様式のこと。この時代、スペイン継承戦争の勝利やスコットランドの併合で英国は大きく躍進し、上流階級の生活は豊かになっていきました。ウォールナットを主流に、精巧な透かし彫りと優雅な曲線でつくられる家具は、国と同じく黄金期を迎えていました。

中央の扉は贅沢にも一面バーウォールナットの化粧張り。見飽きることのない美しい杢目は自然がもたらす芸術です。その扉にはクイーンアン様式の特徴でもある扇形の貝殻モチーフが据えられ、優美な印象を与えます。また、天板の縁はガドルーンエッジ/gadroned edgeと呼ばれる細かな彫りの装飾が施され、その陰影が奥深さを添えています。カブリオレ・レッグにはアカンサスのカーヴィングが力強く刻み込まれ、花言葉でもある生命力を体現しているかのよう。両サイドのガラス扉で光りを取り入れたことにより、存在感がありつつも圧迫感は軽減され、お部屋にすっと収まってくれそうです。

奥行きもそれほど厚くなく、棚板も外すことが可能なので、自由にお使いいただけます。ガラス扉の中には自慢のコレクションアイテムを飾っても良いのではないでしょうか。

実用性とデザイン性を兼ねそろえた貴重な書棚。ゆっくりと本を読みながらお気に入りのコレクションを眺める、そんな贅沢なひとときを叶えてくれる逸品です。

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